洋服をレンタルすることは昔からありましたが、その用途は主に冠婚葬祭やパーティドレスなどに限られていました。
ところが、現在のファッションレンタルはショッピング用から通勤用など、幅広いジャンルの洋服が用意されています。
料金は月額制になっており、また色々なプランが提供されていることで、利用しやすくなっています。
ファッションレンタルにおける注意ポイント
気軽に利用できるファッションレンタルですが、以下のことを念頭に置いておくことが大切です。
リユース品
レンタルできる洋服はリユース品です。
当然、きれいにクリーニングされて送られてきますが、不特定多数の人が着た洋服に違いはありません。
古着自体に抵抗感を抱く人には不向きと言えます。
プランの選択
ファッションレンタルは基本的に以下の2つのプランに分かれます。
①自分で好きなアイテムを選択
②スタイリストが選定
スタイリストに選定してもらう場合は、自分の好みを生かしたコーディネートにしてもらえたり、最新流行のファッションを採り入れてくれたりします。
従って、ポジティブな気持ちで外出することができます。
ただし、選定してもらった洋服が自分の体形に合っているとは限りませんし、想定したものと違っていることもあります。
その場合は、他のアイテムと交換してもらうことはできますが、ブランドやアイテムを具体的に指定することはできません。
ファッションに対してこだわりを持つ人は、自分でアイテムを選ぶプランを選択した方が無難です。
破損に対する賠償
洋服を汚したとしても、クリーニングで落とせる程度のものであれば気にする必要はありません。
ただし、汚れが酷かったり、破損していたりした場合は賠償を求められます。
具体的な例としては、以下が挙げられます。
- 袖を釘などに引っ掛けた
- 食事中に料理をこぼして取れないシミを付けてしまった
- ボタンが取れて無くなった
一般的に、ファッションレンタルの契約書類には賠償に対する規定が記載されています。
ちなみに、汚れや破損が生じた場合は自分で処理せずに、ファッションレンタル業者に確認した方が得策です。